サラーは今何歳?経歴・年齢・スタッツを徹底解説【2026】
モハメド・サラーは1992年6月15日生まれの33歳。リヴァプールで通算193ゴールを誇るエジプトの英雄の経歴・プレースタイル・最新スタッツを丸ごと解説。
プレミアリーグ史上最も多くのゴールを積み重ねてきたウインガーのひとりが、33歳になった今もアンフィールドのピッチに立ち続けている。2025-26シーズン、モハメド・サラー(Mohamed Salah)はプレミアリーグ27試合で7ゴール・7アシストを記録した。
この記事のポイント
- 2025-26プレミアリーグで7ゴール・7アシストを記録
- 通算328試合出場・193ゴールはリヴァプールの財産
- 前季29ゴールとの落差――33歳の「変化」を読み解く
プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所属クラブ | リヴァプール |
| ポジション | 右ウインガー(攻撃的MF、FWも可) |
| 国籍 | エジプト |
| 生年月日 | 1992年6月15日 |
| 年齢 | 33歳 |
| 利き足 | 左足 |
| 推定市場価値 | 3,510万ユーロ |
キャリア経歴
サラーのキャリアは、決して一直線の成功譚ではない。エジプト出身の彼がヨーロッパへ渡り、チェルシーでは出場機会をつかみきれなかった時期もあった。しかし2017年にリヴァプールへ加入してからは、クラブの歴史を塗り替える存在となった。
公式記録によれば、リヴァプールでのプレミアリーグ通算出場数は328試合、ゴール数は193、アシスト数は94に達する。これはひとりのウインガーが積み上げた数字としては破格だ。そのキャリアを支える土台となったリヴァプールというクラブについては、クラブの歴史と現在地も合わせて読むと理解が深まる。
プレースタイルの特徴
サラーの最大の武器は、右サイドから内側に切り込む際の「左足のシュート角度」にある。右ウインガーとして配置されながら利き足が左という非対称性が、ディフェンダーに読ませない軌道を生み出す。
プレースタイルの主な特徴を整理すると次の通りだ。
- カットイン: 右サイドから中央へ切り込み、左足でゴールを狙う
- スペースへの飛び出し: ライン裏への抜け出しで相手DFラインを押し下げる
- ボックス内への関与: 2025-26シーズンはペナルティエリア内でのタッチ数が184回
- 攻撃参加の多様性: ゴール・アシストに加えてキーパスも量産
攻撃的MFやFWとしても起用できる万能性は、チームの戦術的柔軟性を高める要因となっている。
今季の活躍(2025-26)
2025-26シーズンのプレミアリーグにおけるサラーの数字は以下の通りだ。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 出場試合数 | 27試合 |
| 先発 | 23試合 |
| 出場時間 | 2,148分 |
| ゴール | 7 |
| アシスト | 7 |
| ゴール+アシスト | 14 |
| イエローカード | 1 |
| レッドカード | 0 |
前シーズンのプレミアリーグ成績が38試合29ゴール・18アシスト(得点王+最多アシスト)だったことを踏まえると、今季は数字の上で明らかな落差がある。ただし、全コンペティションで見ると今季もFAカップ(3試合2ゴール・1アシスト)、UEFAチャンピオンズリーグ(10試合3ゴール・3アシスト)と複数の大会で結果を残しており、リヴァプールの攻撃に欠かせない存在であり続けている。
アルネ・スロット体制のリヴァプールが今季どう機能したかを読むと、サラーがチーム戦術の中でどう位置づけられているかがよりクリアに見えてくる。
代表でも存在感を発揮しており、2026 FIFAワールドカップのグループステージではエジプト代表として複数試合に出場している。33歳でこれほどの稼働率を誇る選手は、世界的に見ても稀だ。
30代のウインガーが生き残るために変えたこと
サイドアタッカーというポジションは、30歳を境に成績が落ちる選手が圧倒的に多い。理由は単純で、この役割の価値の大部分がスピードと繰り返し走る力に支えられているからだ。にもかかわらず、一部の選手は30代半ばに入っても数字を維持する。何が違うのか。
長く生き残るウインガーには、共通する変化がある。
- 仕掛ける回数を減らし、成功率を上げる — 90分で何度も勝負するのではなく、決まる場面を選ぶ
- ゴールから逆算して立つ — ボールを追いかけるのではなく、ボールが来る場所に先に立つ
- 一歩目の速さに集中する — トップスピードは落ちても、最初の1メートルの速さは技術で維持できる
- ボックス内の滞在時間を増やす — サイドで時間を使うより、点が取れる場所にいる時間を長くする
いずれも、身体能力の低下を判断の質で補うという方向性だ。若い頃は速さで抜き、年齢を重ねてからは位置で外す——このシフトができた選手だけが、30代でも決定的な仕事を続けられる。
「内側に入る一歩」に何が起きているか
右サイドの選手が内側へ切り込む動きは、それ自体は誰でもできる。違いが出るのは、その一歩を出すタイミングだ。
守備側のディフェンダーは、常に体の向きで対応を決めている。縦を切る体勢を取っている瞬間に内側へ入られれば、体の向きを変えるだけで半歩遅れる。逆に、内側を警戒している瞬間に縦へ運ばれれば、同じ理由で置いていかれる。つまり勝負は、仕掛ける前の駆け引きで半分決まっている。
試合を見るときは、ボールを持った瞬間ではなく、その1〜2秒前に注目すると面白い。相手ディフェンダーがどちらに重心を置いたか、そこに合わせて動き出しているかどうか。長くトップレベルで戦ってきた選手ほど、この読み合いの精度が高い。
よくある質問
モハメド・サラーは何歳?
1992年6月15日生まれの33歳だ。33歳を過ぎてもプレミアリーグのトップクラブで主力として稼働し、ワールドカップにも出場している。
モハメド・サラーの所属クラブはどこ?
リヴァプールに所属している。2017年に加入して以来、プレミアリーグ通算193ゴールを記録しており、クラブの象徴的存在だ。
モハメド・サラーの利き足とポジションは?
利き足は左足で、主なポジションは右ウインガー(RW)だ。攻撃的MFやFWとしての起用実績もある。右サイドに開きながら左足でカットインするプレースタイルが最大の特徴となっている。
なぜ30代でも高いパフォーマンスを維持できる?
身体能力の低下を判断の質で補っているためだ。仕掛ける回数を減らして成功率を上げ、ボールを追うのではなくボールが来る場所に先に立つ——こうした変化ができた選手だけが30代でも数字を維持できる。
カットインの何がすごいのか?
動き自体ではなく、仕掛けるタイミングにある。守備側が縦を警戒した瞬間に内側へ入れば、体の向きを変える分だけ相手は遅れる。勝負は仕掛ける前の駆け引きでほぼ決まっている。
まとめ
前シーズンの29ゴールという圧倒的な数字と比べれば、今季の7ゴール・7アシストは「サラーの翳り」と見る向きもあるかもしれない。しかし33歳で27試合に出場し、全コンペティション合計12ゴール・11アシスト、さらにワールドカップでも代表の中心として立っている事実は、簡単に否定できない。
リヴァプールの試合を見るときは、サラーが右サイドで内側に入るタイミングと、ディフェンダーの体の向きを見比べてみてほしい。あの「一歩」に、33歳のベテランが長年かけて磨き上げてきた技術が凝縮されている。チームの戦術的背景をより深く知りたい場合は、リヴァプールの現在地と歴史も参照してほしい。
参考情報
※事実関係は上記の情報源に基づく。分析・評価の考え方は編集方針を参照。



